カバンを直しに出す
一昨日、昨日、と書きましたが、私は貧乏なので服が古くなったりすると直しに出して着たりしています。
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実は直すのは服だけで無くカバンも直しに出します。
某有名ブランドのトートバッグなのですが、持ち手のバッグ側金具に近い部分に亀裂が入ってしまっています。このまま使っていると切れてしまうでしょう。
カバンを直しに出したのは、昨日紹介させて頂いたコートの直しをお願いした山田洋服さんです。
山田洋服さんは服だけで無く革製品等も直して頂けます。
今回も直す前の写真も撮ってますので、どのように直ったのか見てもらうことができます。
修理前
修理後
山田洋服さんには現状を見てもらいどう直したら良いのか相談しました。
方法は2つあり、1つは持ち手を新たに作り直す、もう1つは持ち手の亀裂が入っている部分の内側に布を入れ補強する、です。後者の方が安いです。
相談の結果、今回は亀裂が入っている部分の内側に布を入れて補強する方法でお願いすることになりました。
横から見るとこんな感じです。写真では伝わりませんが手で触ると補強部分はがっちり固められていて安心感があります。
持ち手を新たに作り直すともっとキレイですが、持ち手はそこそこ使い込んだ感じになっており、片方だけキレイというのも変なので両方直すことになります。
亀裂が入っているのは片側だけなのでもったいないかと思い今回は補強だけで様子見。
この状態でしばらく使って様子を見ていきます。
実は、このトートバッグも1度修理をしております。
今回の某有名ブランドに限らず海外製品のバッグで、使っていると内側がベタベタすることがあります。
「ルイ・ヴィトン ベタベタ」などのキーワードで検索して頂くとわかりますが、多くの方が悩まれているようです。
ルイ・ヴィトン ベタベタ - Google 検索
私のトートバッグもベタベタしてしまいました。
原因は内側の革がフェイクレザーだったりするので加水分解してベタベタするようです。一度ベタベタになったら直りません。
正攻法としてはルイ・ヴィトンに持って行き直してもらう方法です。
直さなくても無料で見積もりを出してくれます。恐ろしく高いですが。
後、日本への正規輸入品以外は受け付けてくれるかどうかは不明です。
これも山田洋服さんに相談に行ったところ一度バラして内側のフェイクレザーを外して新たに作り直してもらいました。
内側をこれまでと同じようにフェイクレザーで作るといつか加水分解してしまうでしょうし本物の革を使うのも価格面で不利なので、一般的なバッグでよく見るようなツルッとした布製にして頂きました。
これでもうベタつきも無く内側がもし汚れてもウェットティッシュ等で拭けば良いだけです。使い勝手も向上です。
また修理後に気付いたのですが内張がフェイクレザーから布製になったことでとても軽くなりました。感覚的には従来の半分ぐらいです。
外から見ると某有名ブランドのトートですし実際に外側は本物なのですが、内側は本物とは違うと言うことですね。私はオリジナリティを追求してないのでこれで充分です。
ベタベタした時に使えないので捨てようかとも思ったのですが、山田洋服さんに相談してすっかり生まれ変わりました。本当に助かります。